介護・福祉システム |
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近年,障害者に対するサポートシステムの開発がいたるところで開発されています.そこで,私たちは一般的な盲導犬ではできない「文字を読む」という行動を,文字認識技術を用いて,視覚障害者に対して支援を行うシステムの研究を行っています.現在では,文字を読むことで行き先を案内することを目的とした,「部屋番号認識システム」と「バスの行き先認識システム」による支援を考えています.
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近年,福祉業界への注目度は非常に高まっており,”ユニバーサルデザイン”のように障害者のことを考えた様々な製品やシステムが開発されている.そこで,携帯電話のカメラ機能を利用した視覚障害者支援システムの研究を行っております.本システムでは,カメラで写した文字を認識し,ユーザーに音声で知らせるという方法を考えています.具体的な利用環境としては,郵便局・銀行のATM,バスの時刻表,商品の値札などが考えられ,現在は個人情報などの理由から一人で利用する可能性が高いATMを対象として研究を進めています.
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高齢化に伴い,在宅介護など各家庭における介護面での負担が年々増加してきています.そこで寝たきりの方や幼児を対象として,喀血やベッドからの落下,危険物の存在などを画像処理によって検出し,介護者の携帯電話に連絡するという「安心お出かけシステム」を構築しています.また,連絡を受けた後の対応として携帯電話からの家電製品や自律移動型ロボットの制御も行っています.
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近年,高齢化社会が進み,介護負担の増加が問題になっています.そこで私たちは高齢者が寝たままの状態で簡単なジェスチャーを行うことで,要介護者自身で家電製品を扱えるシステムの構築をしました.本システムでは,天井にとりつけられたカメラより人物画像を取得しジェスチャーを認識します.その結果により要介護者のまわりの家電製品を制御します.
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