
将来の展望として"誰が"、"何が"という認識ではなく、3次元空間の"どこに"、"どのような"といった人と物体との位置関係などの3次元情報や人の行動やモノの動きといった動的なイベントをリアルタイムかつ広範囲に取得必要があります。しかし、従来のカメラではフレームという概念によりどうしても死角ができてしまい、フレームの枠を超えてしまった物体に対しての追跡が不可能になります。
ソフトピアジャパンとの協力により開発されたSOSは3個のカメラを1ユニットとして12のステレオカメラユニットから構成されているカメラです。各ユニットを正十二面体に死角の無いように取り付けることにより全方向のカラー画像と距離画像(手前にあるものほど白く見える)を取得することができます。
そこで僕はSOSを用いて人に夢をもたらす研究を行っていきたいと考えています。