小林大輝
氏名 |
小林 大輝 |
学年 |
4年 |
研究タイトル |
車載カメラによる路面表示の摩耗度合いの定量評価の研究 |
学会投稿歴 |
なし |
内容
道路の路面表示は毎年消耗度合いを検査し、路面表示を引き直すか検査を行っています。一般的に、路面表示の検査は目視で行われています。しかし、目視で行う検査には検査の範囲が広範囲であり時間がかかってしまう問題があります。そこで、本研究では、車載カメラから道路を撮影し路面表示の消耗度合いを自動で定量評価をする研究を行っています。
俯瞰画像
本研究では、消えている路面表示も検出するために、まず車載カメラの画像を俯瞰画像にします。
次に、路面表示が書かれた地図を用意し、俯瞰画像と照合することで摩耗している路面表示を検出し評価します。
このとき、照合するためには高精度な地図と車の自己位置推定が必要になります。。
しかし、路面表示がすべて書かれた高精度な地図は存在しません。そのため、現在高精度な地図の作成を行っています。
その手法は、車載カメラの画像を俯瞰画像にし、GPSの位置情報と俯瞰画像の道路の状態を元に画像を合成し作成します。
現在の問題点は、GPSの位置情報にはずれがあることです。そのため、車載カメラの映像からずれを補正し自己位置推定を行うことが課題となっています。