NISの設定




	NFSを使ってマウントができるのはいいんだけどただマウントしただけでは書き込むことができないのでNISを動かさんとだめ。まぁパーミッションの設定を帰るって手もあるけど他人のフォルダに書き込めるのはどうかと思うのでこれは却下。
	[Serverの設定]
	  NISを動かすのに必要なのはportmapとypserv。とりあえずportmapを起動させる。
	    /etc/rc.d/init.d/portmap start
	  正常に起動しているかどうかの確認は、
	    rpcinfo -p
	  でportmapperがあるかどうかを見ればよい。
	  次にNISドメインの設定
	    nisdomainname yam-vsl
	  でNISドメインがyam-vslに設定される。でもこれは一時的。/etc/sysconfig/networkに
	    NISDOMAIN=yam-vsl
	  とする事でも設定が可能。
	  次に/var/yp/Makefileを編集。この中のall:の部分を書き換える。ネットワークで共有するものを書いておく。今回は
	    all: passwd group hosts
	  に設定した。
	  んで、NISサーバの起動。
	    /etc/rc.d/init.d/ypserv start
	  これ。次はデータベースの作成。
	    /usr/lib/yp/ypinit -m
	  でいろいろ聞かれる。スレーブサーバは作らないからCtrl+Dでそく抜ける。んでY。
	  ユーザの設定とかをNISに反映させる。
	    cd /var/yp
	    make
	  最後にyppasswddを起動。
	    /etc/rc.d/init.d/yppasswdd start
	
	[Clientの設定]
	  最初にNISドメインの設定これはサーバのときと一緒。
	    nisdomainname yam-vsl
	  か /etc/sysconfig/networkに
	    NISDOMAIN=yam-vsl
	  を追加。次にNISサーバの指定。/etc/yp.confを編集。
	    ypserver 192.168.2.2
	  んで、ypbindを起動。
	    /etc/rc.d/init.d/ypbind start
	  次に/etc/passwd,/etc/groupの設定。/etc/passwdの最後に+::::::(:×6)を追加。/etc/groupの最後に+:::(:×3)を追加。
	  最後に/etc/nsswitch.confを編集。上でpasswd group hostsを共有したので、
	    passwd: files nis
	    group:	files nis
	    hosts:	files dns nis
	  に設定。
	  これでうまくいくはず。
	●自動起動させたい場合
	    ypbindを自動起動させるにはypbindをchkconfigに追加すればよい。
	        chkconfig --add ypbind
	    その後、
	        chkconfig --level 3 ypbind on
	    とすれば、起動後自動的にypbindが起動する。